雀魂 金の間 攻略法

金の間でいかに戦うか?

このブログを読んでいる人は雀魂をやっていて、そして金の間で苦労している人だと思う。
よく分かる。筆者も金の間で苦労した経験がある。
断言しよう。
金の間はクソだ。
その理由は大きく3つある。
①中国人プレイヤーのクソ鳴きとゼンツ
②雀力が低いプレイヤーの甘い打牌による振込みによって麻雀にならない。
③初心者と上級者が入り乱れて卓のレベルが安定しない。

よって、上記の3点について対策を講じる必要がある。
一言ことわっておくが、Twitterにはびこる「元から強い人」よりも、「苦労して金の間を抜けた人」の意見の方が参考になるのでは?と思う。

①金の間はオリてる方が得

中国人プレイヤーがクソ鳴きやゼンツを繰り返すゆえ、横移動が多発する。ベタオリによる局収支のマイナスはツモられることによって発生するのであるから、横移動ならオリても構わない。

対リーチ

押し→テンパイ※1と、好形イーシャンテン※2
オリ→それ以外
※1
両面以上の良形テンパイのとき。
愚形の時は打点を半分にして計算する。
1000 1段目と2段目は残りスジ10本まで押し。あとはベタオリ
2000 1段目と2段目は残りスジ8本まで押し。あとはベタオリ
3900 1段目と2段目は残りスジ5本まで押し。
3段目は好牌姿のみ残りスジ8本まで押し。
8000 1段目と2段目はゼンツ。3段目は好牌姿のみ残りスジ8本まで押し


1段目→捨牌の1~6枚目
2段目→捨牌の7~12枚目
スジn本→麻雀においてスジは18本存在する。
当たり牌をリャンメンだと仮定すると、1/18の確率で当たることになる。(もちろん1.4と3.6では確率に差があるが、この"スジの濃淡"は今は気にしなくていい)
よって、放銃率(1/n)と平均和了率の21.5%を比較して押し引きを決めるという理論である。

対副露

1段目なら3副露
2段目なら2副露
3段目なら1副露
入ったらテンパイだと思ってオリよう。


これは仕方ない。
その恩恵を受ける時もあるから、諦めよう。
諦めて打数を稼いで上振れを待つのも立派な戦術の一つである。

ただし、これを利用した立ち回りが存在する。
ツモれないならベタオリに徹する
である。
あなたがラス、3着目が初心者のときを考えよう。
手が入らないときは他家が3着目から出和了ることを期待してオリに徹する手もあるということだ。
まあ、普通の麻雀でもこういう立ち回りはあるにはあるが玉の間以降だと、ローリングしてあがられる、なんてことは往々にしてある。
金の間だとその確率が少ないので押しよりオリ優位になるシーンが増えるということだ。

③東一局で腕を見極めろ!
である。
「リーチにノミ手で押していた」
「リーチすべき手をダマにしていた」
「牌効率どおりに打てていない」
この辺りをしっかり観察して見極めると、より高いレベルで押し引きすることが出来るだろう。



おわりに

金の間ではオリ得というのが伝わったと思う。
そもそも銀の間レベルの初心者というものは99%押しすぎである。
オリすぎだと思うくらいでちょうどいい。
そして、システムを遵守する事はもちろん、それを状況によって微妙に変化させるのが1番大事である。

押し引きだって「本命の牌」だけは押してはいけない(本命の牌が分からないのは勉強するしかない)し、打点が高そうなら、スジを多く残して撤退することも必要である(安い時は案外よく分からないものである)
そういう麻雀の作りそのものが固まってくる頃には、金の間を抜けていると思う。